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学科長からのご挨拶

情報科学科長: 堤 利幸
情報科学科長 堤 利幸

情報科学の時代

明治大学理工学部情報科学科のページにようこそいらっしゃいました。 いろいろな方がこのページをご覧になると思いますが、情報科学科への新入生および、この学科へ入学を考えている方を想定してご挨拶申し上げます。

御存じのように、私たちはIT(Information Technology, 情報技術)社会にいます。コンピュータ、ネットワーク、AI(Artificial Intelligent, 人工知能)などの発展で社会が目まぐるしく高度化しています。スマホ、ドローン、自動運転、AIの応用などで皆さんも昨今の激変を実感しているはずです。このITを中核で支えているのが「情報科学」という学問です。現代は「情報科学の時代」なのです。私たちの情報科学科では、コンピュータサイエンスをベースとして、ソフトウェア、ハードウェア、理論、応用とバランスのとれたスキルをもった研究者、エンジニアなど、IT社会をさらに進化させる情報科学の担い手を育んでいます。

ITの高度化に伴い、ひと昔前からみれば魔法のような技術も実現できてきていますが、同時にITのブラックボックス化も進んでいます。中身はわからないけれど社会は便利になってきているのです。私たちの情報科学科で学べば、ホ○ワーツ魔法学校のように魔法のタネ(ITの中身)を知ることができます。また将来のITの予測や限界、危険性もわかるようになります。やがては、自分で魔法(IT)をつくり出すこともできるようになります。それは好奇心を増幅させるワクワクした体験になるはずです。皆さんが大学で学んだ情報科学の知識は就職にも、キャリアを積むにあたっても、大変役立つものとなります。

しかし、大学で学んだ情報科学の知識も、進化する情報科学の時代には賞味期限があり、やがて陳腐なものとなります。私たちは最先端の技術を一生学び続けなければならい時代に生きているのです。だから、大学時代には、情報科学の知識を学ぶと同時に、「問題を発見し解決するための知を生み出す知(メタ知識)」を身につけて、自ら「考える力」を育むことがとても大切であることを忘れないで下さい。

外国へ単なる観光に自由に旅行できるようになったのはわずか55年前ですが、今では日本の企業は海外進出を果たしワールドワイドでビジネスを展開しています。企業の人事の方にお会いすると「海外で働きたい人材」を欲しいとよく言われます。グローバル化により皆さんの多くは海外で働くようになるでしょう。国内の科学技術だけに関心を寄せるのではなく、世界の科学技術の動向にも視野を広げて下さい。また、様々な他分野にも好奇心をもって考え行動することを日頃の生活の中で訓練して下さい。「時代を生き抜く逞しい力」が身につくはずです。

最後に、皆さんが情報科学の時代に、好奇心を羅針盤として世界に向けて輝かしい将来を築けることを期待しております。