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学科長からのご挨拶

情報科学科長: 石畑清
情報科学科長 井口 幸洋

- 進化する情報科学へようこそ

明治大学理工学部情報科学科のページにようこそいらっしゃいました。 いろいろな方がこのページをご覧になると思いますが、この学科への新入生および、この学科への入学を考えている方を想定してご挨拶申し上げます。

皆さんは、情報科学とはどのような学問だとお考えですか?

情報科学は、コンピュータの実現および、それを使ったデータ処理に関する学問です。そう言うと、広い学問分野の一つの道具のように思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

本来、「情報」という言葉は、「コンピュータ」に直接関わるもののみではなく、より広い意味を持ちます。視界に見えるもの、音として聞こえるものも情報ですし、人間はこのような情報を知覚して何らかの表情を表すと、それも情報です。物価や株の値段も情報です。気温や二酸化炭素の量も情報です。私たちは、常に情報と関わって生きています。情報科学はこのような広い意味での情報を扱うことができます。たとえば、この人物はだれか?株価はどのように変動していくだろうか?現在のまま二酸化炭素を排出していくと、10年度の地球の温度はどうなるのだろうか?

情報科学は、このように、私たちの生活に密着した種々の問題を解決するために有意義な学問です。また、このような問題を解決するためには、理論に基づいて物事を考えることと、その理論をコンピュータで実現すること、さらに、困難な問題を解くために必要な超高性能なコンピュータの実現が必要となり、それに貢献するのが情報科学です。

また、問題解決だけではなく、美しい映像を表現したり、高品質な音楽を手軽に聞かせたりすることにも関わっています。また、テレビゲームなどの娯楽や、人の心を癒すシステムの実現にも情報科学は貢献しています。

最近では、インターネットを使っての犯罪や迷惑行為も多くなり、それは、コンピュータにより生じる被害ですが、それを防いで安全を確保するのも情報科学の役割です。

このように、情報科学は、コンピュータ自身の実現から、我々を取り巻く社会の問題解決や、人間の心を満足させるものへと広い領域を含みます。その内容は、すでに完成したのではなく、時代と供に、常に進化しているのです。

本学の情報科学科では、特に、コンピュータプログラミングなど、コンピュータを使うためのの基礎力をしっかり身に付けさせると共に、現実の問題解決や、人の心情理解、癒しの実現、安全の確保など、コンピュータを応用する能力を身につけるような教育を行います。

もちろん、この教育内容は、第一線での研究にもつながるものです。

現在の社会は、まさに、情報化社会で、私たちは、コンピュータ無では生活できない状況です。情報処理技術者や研究者への社会からの期待は高く、私達の学科は十分それに応えるような内容になっています。

皆さん是非、進化する情報科学で将来を築いてください。